これは中学生の頃、おばあちゃんからクリスマスプレゼントでもらったロバの手袋です。 どうして片方だけこんなに汚れているのか、といいますと...

大学1年生時の冬、雪がとてもたくさん降った年のことです。 もちろん手袋が大活躍していたのですが、片方どこかに落としてしまいました。探しに行っても見つからず。よく物をなくすのですが、特に落ち込みました。

しかし、春になりすっかり雪もなくなった頃のある日、目撃情報をいただきまして。 なんとお隣のアパートのゴミ置き場に落ちていました！ 歩道の雪に埋もれてかき分けられ、雪解けと共に出てきたようです。 すっかり長岡の道路と同じ色になってしまい悲しさも大きかったですが、戻ってきてくれたことがとても嬉しいです。

これから着けて外に出ることはないかもしれないけれど、きっとずっと捨てることのできない、私の宝物のひとつです。

中学・高校の時は登下校時に特にお世話になりました。 裏地がついていてとってもあったかいんです。 雪がちらついた日も、ぽかぽかでした。

ロバと遊んでくれた人たちありがとう。