11:書体の印象

11:書体の印象

「読める読めない」じゃなくって「読みやすい」かどうかの話をしてますが、今回はどんな風に見られたいかか?相手に伝わる印象はどんな雰囲気にしたいのか?という話ね。

以下、写真のチョイスについては気にしないでくださいませ。


明朝体

繊細、優雅、高級感、誠実、大人っぽい、エレガント、などの雰囲気をつくりやすい。
可読性が高い。


ゴシック体

力強い、モダン、信頼感、しっかりした、シャープ、シンプル、などの雰囲気をつくりやすい。
視認性が高い。


行書体、楷書体

和風、伝統的、丁寧、古めかしい 、などの雰囲気をつくりやすい。
行書体の方が柔らかく楷書体の方が堅い印象。


丸ゴシック体

ポップ、やわらかい、チープ、かわいい、たのしい、などの雰囲気をつくりやすい。


手書き風

暖かみ、親しみ、などの雰囲気をつくりやすい。


デザイン書体

 

いろいろありすぎるので知らん。
ただし、クセが強くなるので見だしとかキャッチコピーには使えるけど、本文には使いにくいことが多いよ。


ここで書いているのは「この雰囲気はこの書体でないとダメ」じゃなくて 「この雰囲気ならこの書体がやりやすい」ってことね。

説明に「などの雰囲気をつくりやすい。」って書いたのは、ここに書いた印象は「必ずしも」ではないです。それぞれの書体でもフォントごとで印象が違うし、さらに文字の大きさや太さでも大きく印象が変わります。

明朝体で力強い雰囲気もつくれるよー