記憶違い

記憶違い

メモリとハードディスクの話をするよー

実はどっちも記憶する場所なんよね。

よく机に例えられるのはメモリは机の広さでストレージ(ハードディスクとかSSD)は引き出しの大きさと言われてて

机が広い(メモリが多い)と色んな書類(データ)を同時に開くスペースがあって、引き出しが大きい(ストレージが大きい)とたくさんの書類(データ)を保存できる。ってことね。

なので

メモリが多いと、同時にブラウザとメーラーとイラレとフォトショとinDesignってな感じで複数のソフトを開いても作業できるスペースがあるし、すんごい大きいフォトショのファイルを開くってこともできる。ってことね。

ストレージが大きいと、自分の作ったファイルをたくさんしまっておける(保存できる)ってだけじゃなくて、adobeのソフトいっぱいインストールしておくとか、フォントをいーっぱいインストールするとかっていう道具をたくさん持っておくってことができるってことね。

現在の作業を記憶しいくメモリ」と「今後も使うものを記憶するストレージ」って感じ。

ソフトウェア作業中は作業内容はメモリの中にあるんやけど「保存」することで、一次記憶装置のメモリからハードディスクのしっかりした記憶に変わるんよね。

※ちなみにSSDはハードディスクの上位互換って感じでハードディスクよりはやくて高い。

で、この机がおいてある部屋がコンピューター自体ってことね。

ここまではええとして、問題はこの先に…

作業終わったらちゃんと引き出しに片付け(保存)してればいいんやけど

困ったことに、この部屋はときどき停電になるんよね。

作業がパーになちゃうやつや

なので、保存しなくても作業を続けられるけど、こまめに保存をしてやる必要があるよー

ゲームでセーブポイントでセーブしとかないとプレイ(作業)がなくなっちゃうってことと同じね。

で…

そうなると、大事にしまってたデータも取り出せなくなるし、ソフトウェアが使えないどころか、そもそもPCが起動しないことにもなるよー

引き出しが壊れただけでこの部屋自体が使えなくなるということに、この例えの限界があるけどまあ気にすんな。

で、無理矢理引き出しをこじ開けてみたら中に入ってたモノも一緒に壊れてしまうことがあるんで無理矢理ってわけにもいかないんよね。まずはメーカーに相談してみよう。

そんなこともあるんやけど

ストレージの拡張とか外付けのストレージを買い足して、保存領域を拡大することもできるし、ストレージが壊れたときのためにバックアップをする場所として使うこともできるよ。

そして、

このふしぎな本棚の本体はインターネットの中にあって出入り口だけを取り付けることができるんよね。

これが「クラウドのストレージ」というやつで「どこでも本棚」というか「四次元本棚」というか、ここに保存すると自分のPCの中ではなくてクラウドに保存されて必要なデータだけ必要なときにダウンロードして使う感じになるんよ。

メリットは自分のPCが壊れてもデータはクラウドにあるので、他のPCからでも取り出せるので安心。とか、他の人のデータ共有しやすい。とか。

デメリットはネット回線がないと使えない。とかですかね。
企業もクラウドでのサービスをやってるのでちゃんと使い分けてないとややこしいかも。

Mac 使ってる人なら「iCloud」、Adobe使ってたら「Creative Cloud ストレージ」、Google使ってたら「Google ドライブ」、Microsoftは「OneDrive」ほかにも「Dropbox」とかもあるんで、

どこで何してたっけ?

ってなっちゃうんで、ちゃんと整理して使おうな!